Neighbors Kickboxing Gym Blog

広島県呉市広中新開にある「ネイバーズキックボクシングジム」のブログです

パンチ力を上げたければ内転筋を意識すべし

先日のブログで書いた、こちらの本。

 

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学生時代を懐かしみながら、ざっと読み進めていきました。

この中からいくつか、キックボクシングにも使えるネタを紹介します。

 

まず、槍投げの投擲動作における、内転筋と腰の回転との関係性について説明したこちらの図。

 

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これは、まさに僕も以前から意識していたことなんですよね。

槍投げと右ストレートの動きは、非常に似通ったものがあります。

 

右脚の内転筋で膝を内側に内側に絞りながら母指球で地面を押すと、腰が勝手に回ります。

そこから左脚へと伝達されたパワーを内転筋で逃がさないように踏ん張ると、勢い良く右肩が前方へ回ります。

あとは、その勢いで槍を投げる、あるいはパンチを放つだけです。

 

といっても、槍なんて投げたことのない方が大半ですよね。

その場合は、野球のピッチングで考えてもらえれば分かりやすいと思います。

 

速い球や強いパンチを放つためには、下半身で生み出したパワーを上半身にしっかりと伝達する必要があります。

そのためには、下半身と上半身の中継地点である腰を回さなければいけません。

そして、腰を速く大きく回すためには、内転筋の働きが必要です。

 

このように、パンチのスピードや威力に大きく関わる内転筋。

非情に重要な筋肉なのですが、意識して使えていたでしょうか。

僕の指導経験上、パンチを打つ際にその意識を持てている人は少ないのではないかと思います。

 

そんなわけで、長くなったので続きはまた次回。

 

 

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