おそらく、Amazon Prime Video限定の、こちらを見ました。
プロサッカー選手の本田圭佑選手が、様々なジャンルの方々と対談をする番組です。
この番組の初回が、Jリーグの村井チェアマンとの対談で、その中でとても印象深い話をしていました。
プロサッカー選手の競争は非常に厳しく、長期間に渡って第一線で戦い続けられる選手というのは一握りです。
その一握りの選手たちが、そうではない他の選手たちと比べて、いったい何が違うのか。
それについて、村井チェアマンが調査をしたそうです。
その結果、そうした選手たちが持っている、ある共通の性質というのが浮かび上がってきた、と。
ひとつは「傾聴力」で、もうひとつは「主張力」。
傾聴力というのは、プレーやトレーニングの中で浮かんだ疑問を、コーチや監督に自分からどんどん質問していく能力です。
もちろん、質問するだけでなく、それをしっかり聞き、受け止めることも必要とされます。
主張力というのは、まあ「自己主張」ですね。
言われるがままのプレーをするのではなく、「自分はこう思う」と、自分の考えや意思をハッキリと主張することです。
そして、これらの能力が高い選手たちは、「リバウンドメンタリティ」が強くなる傾向にあるとのこと。
リバウンドメンタリティというのは、簡単に言えば、「折れない心」だとか「諦めない心」だとか、その辺になるでしょうか。
心理学用語で言うところの、「レジリエンス」に当たると思います。
サッカーに限らず、スポーツというのは非常に理不尽なものです。
思い通りにいかないことが次々と発生するこの世界で、その度にいちいち落ち込んでいたのでは話になりません。
良いことも悪いことも、全てを糧に成長していける選手が、着実に力を付けて結果を残していきます。
「どんなに失敗をしても、僕はポジティブな理由を付けられる」
といったことを、本田選手は言っていました。
これに関しては、僕も全く同じです。
決して、強引にそう考えているわけではありません。
どんな物事であれ、自分が死にでもしない限りは、基本的にはその事象単体では良いとも悪いとも言えないと思っています。
例えば、ある試合で勝ったとしても、それで自信過剰になってろくに練習もせず、次の試合で大怪我をして負けたとします。
前の試合で勝ってなければ、次の試合で大怪我をすることはなかったのでは?
じゃあ、この大怪我が悪いことなのかというと、必ずしもそうではなくて。
大怪我で引退を余儀なくされたけど、そこから転職ともいえる仕事に巡り合って、その仕事で大成功を収めたら?
といった具合に、どんな物事であっても、簡単には良し悪しは決まりません。
結局、「それを今後にどう繋げるか」が重要なんですよね。
長くなりましたが、非常に良い番組だったので、Amazon Prime会員の方は是非ともご覧頂きたいです。
村井チェアマンとの対談以外は、個人的にはそれほど響きませんでしたが…(笑)
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