予選リーグが終わった段階で、僕の優勝予想国はフランスだったのですが、結果はアルゼンチンの勝利。
数々の栄光を手にしつつも、ワールドカップ優勝だけは逃していたメッシが、ついにそのトロフィーを掲げることになりました。
それにしても、本当に面白い試合展開でした。
前半は圧倒的にアルゼンチンが押していて、2得点を奪います。
スコア的にも試合内容的にも、僕にはそこからフランスが追いつく絵は全く見えませんでした。
後半に入ってからもさほど展開は変わらず、そのままアルゼンチンのペース。
「このままアルゼンチンの完勝で呆気なく終わるな」と、思っていたら、後半35分にPKでフランスが1点を返します。
「え、マジ？とはいえ、反撃もここまでかな」と、思っていたら、その直後に追加点。
試合を振り出しに戻します。
そこからは一転してフランスのペースとなり、延長戦に入ってもそれは変わりません。
「アルゼンチンは耐えてPKに持ち込むしかないかな」と、思いきや、延長線後半早々にメッシが値千金の勝ち越しゴール。
「最後の最後で勝ち越しゴールを自らが決めてワールドカップ優勝を成し遂げるなんて、やっぱ持ってる選手は違うな」と、思っていたら、またしても追いつくフランス。
結局はPK戦の末、上記のようにアルゼンチンが勝利しました。
これほどまでに、次々と自分の予測を裏切られまくった試合は見た記憶がありません。
サッカーに限らず、全スポーツにおいて。
こういう試合を見ると、複雑性が高くて試合時間も長いスポーツを少し羨ましく思いますね。
長くても3分5Rに延長1R程度のキックボクシングでは、何だかんだで戦略や戦術にも限界がありますから。
日本がドイツやスペインを下したように、大きな戦力差のある相手を戦略的にひっくり返してやりたい今日この頃です。
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