Neighbors Kickboxing Gym Blog

広島県呉市広中新開にある「ネイバーズキックボクシングジム」のブログです

パンチの威力を上げるある動き②

前回の続きです。

 

武井さんはやっていたけど朝倉選手はやっていなかった、「パンチの威力を上げるための動き」。

それは、こちらです。

 

 

ストレートを打つ左手(武井さんはサウスポー)とは逆の右手を前方に伸ばす、この動きです。

正確には、「手を伸ばす」というよりも「肩を入れる」ことが重要なのですが、とにかくこの動きによって、ストレートをより強く放つことができます。

 

僕は日頃から、「ストレートは物を投げる動作とほぼ同じ」であると指導しています。

その点を踏まえて、こちらをご覧下さい。

 

 

 

野球のピッチングと、陸上競技やり投の写真です。

どちらも、左手を前方に出すことで左肩が入っていますよね。

 

これによって、ボールややりを勢い良く投げることができます。

つまり、右手を勢い良く前方へ持ってくることができるわけです。

 

武井さんは、野球とやり投のどちらも経験があります。

その経験から、「前手の使い方」を理解していたのではないかと。

 

ただ、格闘技の実戦において、ストレートを打つ前にこうして溜めを作っていたのでは、相手に余裕でバレてしまいます。

なので、実戦であればこの動きは間違っているとも言えますが、単に威力を競うだけのパンチングマシーンでは正解ですよね。

朝倉選手はおそらく、実戦の癖が付いていて、パンチングマシーンでもこうした大きな溜めを作ることがなかったのでしょう。

 

また、パンチングマシーンでハイスコアを出せるパンチと、人を殴って効かせるパンチとは別物ですからね。

パンチングマシーンでスコアが高かったからといって、それが実際に倒せるパンチだというわけではありません。

 

どちらにしても、「前方の肩を入れる動き」は有効ですけどね。

また、それを実戦でやると相手にストレートを打つのがバレてしまうと言いましたが、バレないように組み込むこともできます。

 

どのようにすれば良いかというと……それはジムで直接お聞き下さい!

 

 

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