こちらの本を読みました。
20年以上前に発行され、現在でもなお読み継がれている投資に関する名著です。
要約すれば、「投資は損をしないことを心掛けましょう」というもの。
当たり前といえば当たり前のことなのですが、それでもつい欲に負けて「損をしない投資」ではなく「儲けようとする投資」をしてしまうのが人間です。
「損をしない投資」とは、ローリスク・ローリターンなもの。
対して、「儲けようとする投資」とは、ハイリスク・ハイリターンなもの。
ハイリスク・ハイリターンな投資のほうが、ギャンブル要素が高くて面白いんですよね…。
しかし、それで長期的に勝ち続けることは至難の業で、結局は「損をしない投資」を続けたほうが利益が出るのだということを、論理的に説明してくれます。
これは、スポーツでも同様のことが言える場合がある、とのこと。
例えば、アマチュアレベルのテニスでは、得点は素晴らしいプレイから生まれるよりも、どちらかのミスから生まれることが多いと著者は言います。
つまり、「ミスをしないこと」が勝つための最重要事項である、というわけです。
一瞬の隙が命取りになることもあるキックボクシングにおいても、近いものがありますね。
特に、カウンターファイターが相手の場合は、ちょっとしたミスも許されません。
自分の現役時代を振り返ると、これと真逆の戦い方をしていましたね…。
意識の配分は、攻め9の守り1くらいの酷いもので、何とも雑な試合をしていました。
ちなみに、現在の投資においてはどうなのかというと、攻め7の守り3くらいでしょうか。
ちょっとは成長しています(笑)
いや、理屈としては、本書でも推奨されているインデックスファンドが良いことは分かっているんです。
が、それだと面白くないので、個別株を買ってしまいますよね…。
というか、僕の中で投資は半分、趣味なのです。
未来を予測して、自分の中で伸びると思う分野、企業の株を買う。
そして、その答え合わせを楽しむ……と。
これを、ギャンブルにならない程度でやっています。
投入資金以上の損失が出ないように、レバレッジは使わない自己ルールです。
ちなみに、ローリスク・ローリターンの代表例、「つみたてNISA」も始めてみました。
アメリカの代表的な株価指数であるS&P500と連動した上場投資信託に、月々3万円ずつぶち込んで、1年弱で5万円ほどの利益となっています。
通常は、この利益に対して(売った際に)20%の税金が掛かるのですが、つみたてNISAでは2037年まで非課税です。
特に差し迫ってまとまったお金が必要なわけでもなく、お金を銀行口座に眠らせてしまっているような方は、つみたてNISAかiDeCoをとりあえず始めてみれば良いのではないかと思います。
万が一、失敗しても責任は負いませんが(笑)
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