Kindle版が半額になっていたので、何となーくこちらの本を買ってみました。
共同著者のひとりは、Jリーグ黎明期前後に活躍した元プロサッカー選手の菊原志郎さん。
サッカー好きな方は、聞き覚えのある名前ではないかと思います。
失礼ながら僕個人としては、「消えた天才」というイメージが強かったです。
現役引退後は指導者の道を歩み始め、国内外で大きな結果も残しているということで、興味を持ちました。
天才タイプの選手は、「感覚」に頼ってプレーしていることが多く、指導者には向いていない印象です。
が、本書を読む限りそのようなことは全くなく、むしろ極めて論理的でした。
「成功体験→学習欲→成長」のループをいかに作り出すか。
そして、いかに「自分で考えられる選手」に育て上げるか。
この辺が、本書の主なポイントかと思います。
まあ、この「自分で考えられる」ようになるのが激ムズなんですけどね。
キックボクシングにおいては、とりあえずスパーリングや試合の振り返りをしっかり行うようにするだけでも違ってくると思います。
上手くいった、あるいはいかなかった主な要因は何だったのか。
自分がより優勢な状況になるためには、何をすれば良かったのか。
その辺を、自分でしっかり考える。
スパーリングのときは、できれば相手とも一緒に考える。
さらには、それを見ていた指導者や仲間からの客観的な意見も聞いてみる。
そういったことを日々繰り返していくうちに、技術や身体能力だけでなく、思考力も成長していきます。
小さな第一歩として、まずはそれを取り入れてみてはいかがでしょうかー。
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